少し前に読み終わった本。
文春文庫35周年記念として何人かの作家が選んだ日本文学秀作選の中で
沢木耕太郎編『右か、左か』。
沢木耕太郎といえば『深夜特急』。
なぜか日本人バックパッカーのバイブル(笑)と言われている本だけど、それをバブル真っただ中に読んだ私は自分探しの旅に出るほどヒマじゃなかった。
ま、それはそれとして。。。
趣味の偏った本の読み方をしているので、まだまだ昭和の(戦後すぐの時代を題材にしたものとか)日本文学を読んだ数が少ない。
向田邦子、藤沢周平、江戸川乱歩、村上春樹は冊数読んでるけど、
阿佐田哲也、吉行淳之介、開高健、坂口安吾。。。
自分じゃ手に取らないであろう作品も、こうしてオムニバスになってると
読むキッカケになる。
それにしても芥川龍之介、江戸川乱歩の『読ませる力』はスゴイ。
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